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GTX580、新生!

前回の記事でCPU周りの冷却を強化したZP。
となれば当然GPU周りの冷却にも手を入れたくなるわけで……

Before(参考記事)
AcceleroXTREMEPlus装着済みGTX580_01


After
MK-26_VRM-G2_01

( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・

WTF !?

以下、GTX580新生のいきさつについてでも
※写真多めです


今回導入したパーツたち

○Prolimatech MK-26 Black Series
○Prolimatech Ultra Sleek Vortex 14 x2
○Prolimatech MK-26 Series USV 14 fan clip
○Thermalright VRM-G2
○ArcticCooling F8 Pro-TC
○KZ-B21 v1.1
○GELID PCI-Slot
○M2やM3、M4のねじ、スペーサー、ワッシャー等々


以下、いくつかの製品について簡単に紹介してみる。


Prolimatech MK-26 Black Series

言わずと知れた、Prolimatech社製巨大GPUヒートシンク黒塗装VerZP的略称MK-26 BE(black edition)

MK-26_VRM-G2_02

6本のヒートパイプを持ち、120/140 mmファンを2つ搭載することができる、まさに規格外の大きさのヒートシンクだ。
さて、その大きさをAccelero XTREME Plusと比較してみると
MK-26_VRM-G2_03

MK-26_VRM-G2_04

といった感じで、長さが短いぶん幅が非常に大きくなっている。
そのため、ある程度ケースに幅がないと、そもそもケース側板が閉まらないといった事態になる可能性が高い。

また、写真からもわかるようにファンは別付けになるので、組み合わせるファンによっては拡張スロットをすべて潰すレベルの厚みになることにも注意 !


Prolimatech Ultra Sleek Vortex 14

つい最近発売された、Prolimatech社製の140 mmファンで、回転数は500~1000 rpm。略称USV14
最大の特徴は何と言ってもその外観で、

左:Prolimatech Ultra Sleek Vortex 14 右:DF-140P
MK-26_VRM-G2_05

MK-26_VRM-G2_06

このように、17枚のブレードを持ち、さらに厚みが15 mmしかないという特殊仕様になっているのだ。
さらにPWM対応で軸が2ボールベアリングという、これまた誰得な仕様だったりする。
触ってみたところ、回転はいたってスムーズで風量もそれなりにあり、フレームも思いのほか丈夫だったので、そこまで悪くなさそうな印象。
とはいえ、薄さが薄さなだけに、静圧にはやや懸念が残るかな……
ちなみに、このファンをMK-26 BEに取り付けるには、専用のファンクリップが必要なので要注意 !

なんとも挑戦した製品だなあとは思うけど、やはりこういうものが出てこないと面白くないよね :P


Thermalright VRM-G2

かの有名なThermalright社製Spitfireのオプション品である、GTX480専用VRMクーラー

MK-26_VRM-G2_07

MK-26_VRM-G2_08

珍妙な形をしていて、卓上オブジェにしても違和感がなさそう。
実はThermalright社製の製品を買うのはこれが初めてなわけだが、やはり美しい造りで、VRMクーラーとしては間違いなく超一級品だと思う。
ちなみに、ヒートシンク部分にはオプションで80 mmファンを取り付けることができたりする。

個人的には最近のモデルについても出してほしかったりするけれど、GPUクーラーと違って汎用性を持たせられないから、作るのは難しいんだろうなあ……

今回も、GTX580に取り付けるために新規に穴をあけていたりするが、GTX480とGTX580の基板レイアウトが似ているからこそできる荒業であることは間違いない。
MK-26_VRM-G2_09

ところで、なんでこんな特殊パーツを使おうとしたのかというと、安かったから今回の改造でVRM周りの冷却がおろそかになると考えたからだったりする。
というのも、MK-26 BEの放熱性能は見た目からしてかなり高いはずで、とすればGPUコアはそこそこ冷え、組み合わせるUSV14の回転数が思いのほか上がらないことが予想される。
そうなればただでさえ静圧が低そうなUSV14が送り出す空気がMK-26 BEを通過し、VRMまでがんがん冷やせるとは到底思えないわけで……
いい機会だし、頑張って働いてくれているGTX580に感謝の思いも込めて、導入してみた次第。


ArcticCooling F8 Pro-TC

ArcticCooling社製の特殊形状80 mmファンで、回転数は500~2000 rpm。

MK-26_VRM-G2_10

これまた構造がかなり特殊で、普通吹き出し側にあるはずの軸ユニットが吸い込み側に存在していて、さらにそれを保持するフレームがメインフレームに"乗っかっている"構造になっている。
フレーム同士の結合部分を見てみると、ゴム製支柱を介して結合しており、これによって防振性を上げようとしているのだと思われる。

MK-26_VRM-G2_11

MK-26_VRM-G2_12

ところが、この特殊形状のせいで、先のVRM-G2に取り付けようとしても、付属のファンクリップでは取り付けることができない
そこで、こいつに合わせてファンクリップを作って取り付ける必要がある。

手前: 自作ファンクリップ 奥: VRM-G2付属ファンクリップ
MK-26_VRM-G2_13

取り付け後
MK-26_VRM-G2_14

ところで、なんでこんな面倒なことをしてまでこのファンを選んだかというと、このファンには温度によって回転数を調整する機能がついているからだったりする。
ファンからのびる温度センサーをGTX580のVRM付近においておけば、その温度によって回転数を自動で調整してくれるため、VRMの冷却がおろそかになる心配をせずに済むのだ(たぶん


KZ-B21 v1.1

ビー・プラステクノロジー社製のPCIe x1延長フレキシブルケーブル

MK-26_VRM-G2_15

見ての通り、ただの延長ケーブルだったりする。
実は前回の記事でもちらっと写っていたりしているが、巨大なヒートシンクによって潰されてしまったPCIe x1を有効利用するために導入。
ちなみに長さは30 cmとかなり長い。


GELID PCI-Slot

ニッチなパーツを出してくれるGELID社製のPCIスロットカバー(フィルター付)

上: COSMOS II付属PCIスロットカバー 下: GELID PCI-Slot

MK-26_VRM-G2_16

わざわざ導入する必要があったのか小一時間(ry


VRM-G2取り付け

さて、VRM-G2の項でも説明したように、GTX580にVRM-G2を取り付けるには追加加工が必要になる。
ということは、取り付け用のバックプレートも付属のものが使えなくなるわけで、これも作る必要が出てくる。

MK-26_VRM-G2_17

このバックプレートの作り方を簡単に説明すると、
 1. ネットを徘徊してGTX580の基板画像を複数GET !
 2. カードメーカーや水冷用の水枕のデータシートから、得られる寸法をすべてGET !
 3. 2D CADに基板画像を読み込み、スケールを合わせて穴位置を決め、形状含めて設計 !
 4. プラ板で試作品を作り、それでうまくいったらアルミ板で作る !

といった感じになる。

バックプレートが出来上がったら、そこにねじやらスペーサーやらを組み合わせ、組み上げていく。

バックプレートへのねじ・スペーサー取付
MK-26_VRM-G2_18

基板の設置・VRMへの熱伝導シート貼付
MK-26_VRM-G2_19

VRM-G2取付

MK-26_VRM-G2_20

熱伝導シートはVRM-G2付属品ではなく、別で用意していたりする。
その理由は、付属の熱伝導シートだと接触が悪いという情報を入手したからで、結果付属品(0.5 mm厚)よりも厚い1 mm厚のシートを使っている。


MK-26 BE取り付け

MK-26 BEの取り付けはAccelero XTREME Plusとかなり似ていて、

MK-26_VRM-G2_21

このように取り付け金具をMK-26 BEに取り付け、

MK-26_VRM-G2_22

付属のPWMコネクタをカードに接続したら、GPUにグリスを塗って取り付けるだけだったりする。
決して写真を撮り忘れたわけではっ


新生GTX580の姿

これまでの作業を経て生まれ変わったGTX580の姿をいろいろ載せてみる。
まずはファンを搭載していない状態から……

MK-26_VRM-G2_23

MK-26_VRM-G2_24

MK-26_VRM-G2_25

まさに、すごく大きいです、という状態。
VRM-G2の飛び出し方ももちろんだけど、やはりMK-26 BEのサイズが半端じゃなく、

MK-26_VRM-G2_26

MK-26_VRM-G2_27

このように、ヒートシンクだけで3スロット専有となるほか、幅に関しては約60 mmも飛び出してしまっている。
また、VRM-G2取り付けねじとのクリアランスもぎりぎりで、

MK-26_VRM-G2_28

こんな有様になっていたり……

さて、こんな怪物にファンを搭載するとどうなるかというと……

MK-26_VRM-G2_29

MK-26_VRM-G2_30

MK-26_VRM-G2_31

こんな感じになり、USV14の1部がMK-26 BEからはみ出してしまっている。
そして、気付いている人も多いと思うが、140 mmファンが2つ並んでいることもあり、カードの全長は約300 mmに達してしまうのだ。

MK-26_VRM-G2_32

そして当然ながら、これだけ薄型のファンを搭載しても4スロット吸気用の余裕を考えれば5スロットを専有してしまうため、仮に25 mm厚あるいは38 mm厚のファンを搭載すると……ゴクリ


ケースへの組み込み

これだけ重量級のパーツになってしまうと、そのまま取り付けたら基板が大きくたわんでしまう……
というわけで、サポーターとして自作ジャッキもどきを作ってみた。

MK-26_VRM-G2_33

材料はM4の飾りねじに適当な長さのスペーサー、コムワッシャー、ゴム足。
使い方はいたって簡単で、おねじ部分をUSV14のねじ穴に差し込み、基板がなるべく水平になるように飾りねじを使ってジャッキもどきの長さを調整するだけ。

MK-26_VRM-G2_34

取り付けるとこんな感じになるが、ええ、すごい存在感です。
ジャッキもどきをファンフレームに取り付けてしまっているけど、ヒートシンクの支えもあってか特にゆがむようなことはなかったので、この配置で運用してみている。

最後に、真横からの写真でも

MK-26_VRM-G2_35

うん、バカだな……



実際に運用してみて

まず冷却性能についてだが、コア温度についてはAccelero XTREME Plusさほど変わらない結果となった。
そもそもAccelero XTREME Plus自体優秀なクーラーなので、今どきの気温ではそこまで差が出なくても仕方がないのかも。
ちなみに室温23度では、両者ともUT3時にコア温度53度~55度程度を示していた。
ところで、UT3時でもファンは600~700 rpmの間をうろうろしていたわけだが、このとき稼働中のファンに手をかざしてみたところ、やはりヒートシンクを抜けてくる風が弱かった
逆に考えれば、この程度の風でもしっかり冷えているわけで、MK-26 BEの潜在能力はやはり高いのかもしれない。
(スペースに余裕があれば6000 rpm x2ができるのだが……

かわってVRM-G2のほうはというと、取り付けたF8 Pro-TCの回転数が可変している様子から、しっかり排熱できているものと思われる。
とはいえ、GTX580にはVRM温度センサーがないため、実際の温度はわからないのだが……

今回の副産物として、なぜかシステム温度が低下した。
原因としては、MK-26 BEからはみ出したファンがケース内上下方向の気流を作り出し、より空気をかき乱したことが考えられるが、果たして……


今回の作業を終えて

自分自身のバカさ加減にあきれつつ結果にはとても満足してたりする。
とはいえ、ここまでする必要あるかと言われれば、当然無いわけで、他人に勧めることも難しいレベル。
ケースや拡張スロットに余裕があり、払わなければならない多大な犠牲を許容できる人は、チャレンジしても良いかもしれない。

ただ、ZPとしては一言言いたい。

これが、ロマンだっ !
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2013-04-17 : PC関連 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
これは圧巻のDIY冷却!恐れ入りました。。。
GPU空冷をここまで追求した施工は
世界の冷却マニアの間でもなかなか見かけない気がする。

zpさんPCはロマンの宝石箱やで~
2013-04-18 22:05 : rafa URL : 編集
Re: No title
> rafaさん
コメントありがとうございます。
いろいろバカなことをやったように思うけど、やっててとても楽しかったので満足しています :)
こういう、どうでもいいようなところに入れ込めるのも自作の楽しみのひとつですね。
ところで、この状態でもサイドファンが付くCOSMOS IIの器の大きさには驚きを隠せない……

> zpさんPCはロマンの宝石箱やで~
なんというもったいないお言葉 xD
これから夏に向けてさらにカオス化しないように気を付けないと。。。
2013-04-19 21:19 : ZP32 URL : 編集
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